夜中にトイレに起きてしまう原因と対策は

7c1e42ccc1926814a24b5108de39dd0b_s夜中にトイレに行きたくて起きてしまう。

これはある程度歳をとってくると仕方がないことなのですが、あまりに頻繁だと「熟睡できない」、「暗闇でトイレに行ってケガをしてしまう」などあまり良いことはありません。

特に、若うちに夜間頻尿になってしまうと、睡眠不足や疲れがとれないなど実生活に支障がでてしまうこともあります。

夜中に何度も起きてしまい実生活に支障がでるほどの場合は医療機関を受診して早めに対策したほうがいいでしょう。

今回は、夜間にトイレに行ってしまう原因とその対策についてのまとめです。




 

通常は夜にトイレに行かない理由

3a92224e282ceb34f54ce4304ab32114_s昼間は3~4時間に一回ぐらいはトイレに行くのが正常ですが、健康な人は夜間にはほとんどトイレには行きません。これは、脳が「寝た」と認識すると抗利尿ホルモンと呼ばれる物質が分泌され、尿をつくらなくなるためです。

また、寝ているときには自律神経のバランスにより膀胱で尿をためる能力も昼間より多くなります。高齢になると抗利尿ホルモンの分泌量が少なくなるので、高齢者になると夜間にトイレに起きる人は多くなります。

抗利尿ホルモンが原因ではなく、睡眠障害や水分の摂りすぎ、別の病気の影響で夜間頻尿になることもあります。

夜間にトイレに起きてしまう原因

夜間にトイレに起きてしまう原因は人によって様々です。その多くは以下にあげた原因で説明がつくのですが、まれに原因不明なこともあります。

寝る前の水分の摂りすぎ

夜中にトイレに起きてしまう人で多いのが、寝る前に水分をとりすぎることです。特に、お茶やコーヒー、紅茶などのカフェインが含まれているものは利尿作用もあるので夜中にトイレに行きたくなる原因となります。

高齢化の影響

高齢になると前立腺肥大、過活動膀胱などの症状になりやすくなります。
また、排尿に関連する筋力の低下や抗利尿ホルモンの分泌低下など身体機能の衰えは誰にでもあるので仕方がないことです。

熟睡できていないため

寝ていると、抗利尿ホルモンの影響でトイレに行くことはないのですが熟睡できないために、このホルモンが働かなくなることもあるようです。そうなると昼間と同じように2~3時間で一度のトイレということにもなりかねません。

病気による影響

糖尿病はのどが渇きやすいため水分摂取が多くなりトイレが近くなることがあります。また、心不全になると正常な血液循環ができなくなるので血液が多すぎると体が判断し血液=尿を排出する働きを行います。

薬の副作用

なんらかの病気を患っている場合、薬を飲んでいるとその薬の副作用で頻尿になることがあります。医療機関を受診している場合は、主治医に夜間にトイレに起きることを相談してみてください。

塩分の摂りすぎ

塩分が多いと体内のナトリウム濃度を一定にする作用で尿を排出し始めます。日本人は外国人にくらべて塩分が多い傾向にありますので、夜間頻尿を気にする場合は塩分を控えてみる必要があります。

アルコールの影響

寝る前にビールなどのアルコールを飲まないと寝れないという人はやめた方がいいでしょう。アルコールには利尿作用に加えて、睡眠の質を悪くしてしまうので寝つきはいいかもしれませんが熟睡できないので夜中にトイレに起きる原因となります。

肥満による膀胱の圧迫

30歳を過ぎてから急に夜中にトイレに起きるようになった人は、お腹がでてきたことが原因の場合があります。30を過ぎると、今までと同じ量を食べても代謝が悪くなるため太りやすくなります。

そうなると、お腹に脂肪がつき膀胱が圧迫されてトイレが近くなることがあります。この場合、ダイエットしてお腹の脂肪をとることで解決することがあります。

夜間にトイレに行かないようにするには

 寝る前に水分を多量に摂らない
頻尿対策の王道は、やはり寝る前に多くの水分をとらないことです。
特にカフェインを含むお茶や紅茶などは控えた方がいいでしょう。
とはいえ寝る前に水分を全く摂らないのも体によくないので、その場合は水をコップ1杯程度にとどめましょう。

 熟睡するように心がける
抗利尿ホルモンを正常に分泌させるには熟睡することが大切です。
寝る前にアルコールやカフェインを摂らないことや、適度な運動で体を疲れさせることなどが有効です。

 寝る前に体を温める
冷えによる頻尿の場合には、寝る前にお風呂に入ることや部屋の温度を上げることなどで冷え対策をしてみてください。

 寝る前に体内の水分をとる
仕事が一日中立って行っている人などは足がむくみやすくなります。
この状態で眠りにつくと脚の水分が逆流して夜中にトレイに行きたくなることがあります。
脚のむくみをとるには、寝る前にマッサージをするか脚を心臓より高くなるように上げて水分をとるようにするといいでしょう。
また、寝る3時間前ぐらいにウォーキングやスクワットなどの脚をつかった運動も効果的です。

まとめ

c47d4b4d8e9ab61cd57208b1eced3f1f_s
いかがですか? 夜間の頻尿の原因の多くは加齢によるものや、心因性のもの、アルコールや水分の摂りすぎが多いのですが、人によってはなんらかの病気が隠れていることもあります。

自分がどのような原因で夜間頻尿になっているのか原因を特定するのが難しいかもしれませんが、寝る前の生活習慣をもう一度振り返ってみて、今回挙げた頻尿になりやすい原因をつくっていないか確かめてみてください。