頻尿を改善できる市販薬の種類と特徴まとめ

2fad00c3409a8d2be041c46b94ab84a2_s頻尿は病気を伴うこともありますが、頻尿自体は病気ではありません。あまりに頻繁だと医療機関を受診するとなりますが、軽い頻尿だと医者に行くまでもないかと考える人も多いようです。

頻尿は原因が一つではないので、必ず効く薬というのはありませんが症状に合わせた市販薬も多数販売されています。今回はそれらの市販薬の種類とどのような場合にどんな薬がいいのか説明します。




 

頻尿には種類と原因が異なる

頻尿の難しいところは、どうのような原因で頻尿が起こっているのかを知ることです。医療機関を受診して詳細に検査をすると、原因がわかることもありますが、まずは状態や頻度などを聞いてから薬で様子を見ることが多いでしょう。

市販薬や漢方を試してみる際にも、それぞれの薬で効果が異なります。まずは、自分の頻尿がどのような原因で起きるのかをチェックしてみましょう。

過活動膀胱

過活動膀胱は、特に意識せずとも急に膀胱が収縮していまいトイレが近くなってしまう病気です。40代ぐらいから増え始め80歳以上になると半分近くの人がなる年齢とともに比率が上がってきます。

骨盤底筋のゆるみ

骨盤の底にある「骨盤底筋群」という筋肉の衰えにより頻尿になる症状です。女性に多い症状で特に妊娠や出産などにより骨盤底筋群に負担がかかったり、加齢とともに筋力が弱くなるため
尿道が十分に閉まらなくなります。

冷え

冷えは、体から汗や蒸気での水分の排出量が少なくなるため、体内に水分がたまります。そうすると排出するには尿で出すことになるので必然的に排尿の回数が増えます。また、血管が収縮するため血液量が増える、交感神経が優位になるために膀胱を収縮させるなど頻尿になる要因が多くあります。

心の問題

頻尿を起こす要因として結構多いのが心の問題です。心因性頻尿と呼ばれ、不安や緊張、トイレが近いことを意識しすぎるなど誰もが一度は経験したことがあると思います。通常の人は、その時だけのことで普段はなんともないのですが、これが過度になりすぎたり、普段から緊張状態になることが多いと慢性的に頻尿になってしまいます。

膀胱炎などの感染症

膀胱の粘膜に炎症が起きる病気で、女性に多くみられます。トレイを我慢しすぎたり、冷えやストレスなどが原因で起きることもあります。特徴としては、排尿時に痛みがあったり悪化すると発熱したり血尿がでることもあります。

頻尿の薬は原因で選ぶ

頻尿の市販薬はいろいろな製薬会社から販売されていますが、それぞれがすべて同じ効果を発揮するわけではないので、原因に合わせた薬を選ぶ方が治りやすいでしょう。

医療機関ではドクターが状態や病気の有無を判断して最適なものを選択してくれますが、市販薬の場合には自分で判断して選ばなければなりません。

自分で市販薬を選ぶ場合、ある程度の体質改善を目的としたものもあるので、目安として2週間ぐらいは同じ薬を使い効果がなければ別のものを試してみてください。

市販薬の種類と特徴

ハルンケア
体力低下、下半身の衰え、手足の冷え
八味地黄丸
生薬数:8種
形態:ドリンクタイプ
副作用:
対象年齢:15歳以上

八味地黄丸
頻尿に使われる漢方で、年齢からくる泌尿器の機能の回復、腎機能を活性化、冷えの改善をします。どちらかというと、胃腸が強い人向けです。

ジェントスルー興和
排尿困難、夜間尿、頻尿、倦怠・疲労感、腰痛、下肢痛、
口の渇きからくる咳・痰、咳こみ、咳ばらい、咽喉頭の違和感、手足の冷え
八味地黄丸、五味子、麦門冬
生薬数:10種
形態:粉末タイプ
副作用:
対象年齢:15歳以上

ユリナール
体力中等度以下で、胃腸が弱く、全身倦怠感があり、口や舌が乾き、尿が出しぶるものの次の諸症:
頻尿、残尿感、排尿痛、排尿困難、尿のにごり、こしけ(おりもの)
清心蓮子飲
生薬数:8種
形態:錠剤タイプ
副作用:
対象年齢:15歳以上

清心蓮子飲
頻尿などの排尿に問題がある場合に使われます。冷え性で体が弱っている場合などに体を温め頻尿や排尿痛、排尿困難などにも有用です。八味地黄丸にくらべ胃腸の弱い虚弱タイプの人向けです。

ベルアベトン
頻尿、夜間尿、軽い尿漏れ、排尿困難、残尿感、下肢痛、腰痛、しびれ、
高齢者のかすみ目、かゆみ、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)
八味地黄丸
生薬数:
形態:錠剤タイプ
副作用:
対象年齢:15歳以上

女性
レディガードコーワ
女性における頻尿(排尿の回数が多い)、残尿感
フラボキサート塩酸塩
生薬数:
形態:錠剤タイプ
副作用:
対象年齢:15歳以上の女性

ジンフリック
女性における頻尿(排尿の回数が多い)、残尿感
フラボキサート塩酸塩
生薬数:
形態:錠剤タイプ
副作用:
対象年齢:15歳以上の女性

市販薬の注意点

現在、頻尿用として販売されている市販薬は「八味地黄丸 」などの漢方を使ったものと、女性向けの「フラボキサート塩酸塩 」を使用したものにわかれます。

漢方は副作用がなさそうなイメージがありますが、薬なので副作用はあります。八味地黄丸の場合、胃の不快感やもたれ感、食欲不振、吐き気などがありますので注意してください。また、女性向けの頻尿薬は前立腺肥大の症状を悪化させる危険があるので、服用は避けた方がいいでしょう。

漢方については以下の記事で解説しています。