頻尿対策の漢方薬まとめ

3721e194d489f2d1b7504dcb3b07b677_s頻尿は特定の病気と違って、尿が頻繁にでるという体の状態をいいます。原因は、性別、年齢、ストレスの有無など人によって違う上にいくつかの要因が重なっている場合もあります。

そのため、頻尿で困って医療機関を受診しても、とりあえずは様子を見るといった対処の場合も多くあります。頻尿対策の市販薬は薬局でいくつか販売されていますが、その主成分は漢方を中心にしたものがほとんどです。

漢方は副作用も少なく根本的な体質改善の効果もあるので、頻尿で悩んでいる場合、まずは漢方を試してみるのもいいでしょう。

頻尿の市販薬は漢方を主体としているものがほとんどです。
こちらの記事では市販薬について解説しています。
頻尿を対策する市販薬まとめ




漢方で頻尿は改善するの?

漢方は西洋医学と違ってピンポイントでウイルスを排除したり、なにかを治すわけではありません。過去の経験則から効果のある成分を足し合わせて作られています。そのため、西洋医学では苦手な病気ではない冷えや頻尿の改善などには漢方の方が優れているのです。

実際に薬局で販売されている頻尿改善の市販薬は漢方を主体としてものがほとんどです。また、漢方は副作用が少ないため少し試してみて効きを見てから他の漢方に変えることも可能です。

頻尿の原因と漢方の役割

be5925423cf8eb7a6f2a1566992c7946_s頻尿は、病気ではないのでウイルスや菌などといった確実になにか原因があるわけではありません。ストレスや冷えで膀胱が刺激を受けたり、別の病気の影響からくる頻尿など人によって原因が異なります。

頻尿は大きく分けると、膀胱が過剰に活動してしまい尿をためる量が少なくなる「過活動膀胱」、男性は「前立腺肥大」、女性は「骨盤底筋のゆるみ」があげられます。「過活動膀胱」は、ストレスや意識しすぎる心因性のものや、冷えや加齢の問題など細かくわかれます。

これらの原因に対し、漢方では冷えを解消する、精神を落ち着かせる、下半身の衰えを改善するなどの症状を改善して頻尿の対策を行います。頻尿に対する漢方薬は、いくつかありますが考え方としては使用する人の体のタイプによって向き不向きがありますので、できれば漢方薬を専門にあつかっている薬局などで相談するのがいいでしょう。

頻尿に効果のある漢方薬

六味丸(ろくみがん)

体の衰えた機能を回復させます。特に下半身の泌尿器や足腰などに良いため体力の衰えた中高年に使用されます。冷えよりものぼせなどの暑がりの人に向いています。
対象:虚弱な中高年の頻尿、排尿改善で特にのぼせや暑がりの方

八味地黄丸(はちみじおうがん)

一般的に高齢の方によく用いられます。血行を良くし代謝を改善するので夜間頻尿や冷えの人にも向いています。体力が高く、熱量の高い人には向いていません。
対象:高齢で体力が中程度~衰えている、冷え、夜間頻尿、尿の排出に時間がかかるなど疲れやすく冷えやすい方

清心蓮子飲(せいしんれんしいん)

ストレスや精神的な原因での頻尿や、尿路の腫れや熱の改善に使われます。
対象:胃腸が弱く疲れやすい、また不安感、イライラなどを伴う頻尿の症状のある方

猪苓湯(ちょれいとう)

尿の回数が多いが尿量は少ないといときに尿をスムーズに排出させる作用があります。排尿量を増やすことで排尿痛や残尿感、むくみなどの症状を改善させます。
対象:体力に関係なく使用可、膀胱炎、残尿感のある方

五淋散(ごりんさん)

膀胱や尿道の炎症を鎮める作用が主な働きです。血流をよくして下半身を温めるため冷えの改善などにも適しています。
対象:体力が中~少し弱い、膀胱炎、冷え症などの症状がある方

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

高齢による下半身の衰えからくる頻尿に適しています。下半身が弱ってくると、腰痛やむくみ、夜間頻尿や尿の出が悪いなどの症状の改善などに適しています。
対象:高齢で体力が中~少し弱い。疲れやすく、冷え症、むくみのある方

竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

比較的体力がある方向けで、排尿時の痛みや違和感、残尿感がある頻尿の改善に適しています。
対象:体力が中等度以上で、尿道の痛みや残尿感のある方

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

女性に用いられることが多く、血行をよくすることで冷えや貧血の改善に適しています。
対象:女性、疲れ、冷えの改善、生理不順、生理痛、不妊症、むくみ。貧血などのある方

漢方薬の選び方

高齢の方の場合は「八味地黄丸」を試してみるといいでしょう。「八味地黄丸」 は、高齢者の頻尿 前立腺肥大症、夜間頻尿などに使われます。胃腸が弱ければ「清心蓮子飲」でも同様の作用があります。

膀胱炎からの尿困難、排尿痛がある場合は「猪苓湯」が1番最初に試したい漢方で、同様の作用では「竜胆瀉肝湯」があり。若い男性のような体力のある冷えのない人に向いています。

ストレスや不安での頻尿には「清心蓮子飲」を中心に「五淋散(ごりんさん)」「猪苓湯(ちょれいとう)」などが処方されることが多いです。特に女性によく勧められますが、男性が服用しても大丈夫です。

女性の場合には「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」を試してみてください。血行をよくするので冷えや貧血を改善します。この当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は体力の少ない、やせ型の女性に向いています。
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漢方薬の注意点

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漢方薬は、即効性のある化学薬品と違って副作用がないように誤解されていますが、体になんらかの作用をもたらすことは変わりないので、比較的少ないながらも副作用はあります。

漢方薬の選び方としては、病気や症状にあてはめるという考え方よりも服用する人の体質に合わせて選ぶことが多いです。

自分の体のタイプを調べるには以下のサイトでチェックできます。
http://www.kracie.co.jp/ph/k-therapy/karadakagami/constitution/ Kracie 体質のかがみ

当然飲み合わせなどもありますので、医者からもらった薬(化学薬品)を服用している方などは、漢方薬を自分で安易に選ばずにかかりつけの医師に相談してください。

漢方薬は薬の一種なので体質や飲み合わせで副作用が出る場合もあります。できるだけ副作用がなく頻尿対策をしたい場合にはサプリメントを活用することも可能です。サプリの場合、即効性はありませんが体質的な頻尿に有効なので普段から頻尿ぎみの方には愛用者も多くなっています。

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